かかとの角質ケアは定期的に行う必要があります。
なぜなら、足の裏は古い角質が溜まりやすく、ターンオーバーのサイクルも長いからです。
角質を放置していると、足の臭いの原因になったり、乾燥が進んでひび割れしたりする可能性もあります。
そこで、今回は角質ケアのできる商品をご紹介していきます。
この記事を読めば、角質が除去できるアイテムがわかるので参考にしてください。
かかとの角質を除去する方法は3つ
角質ケアの商品を説明する前に、角質ケアの種類についてご説明します。
角質ケアは主に3つの方法があり、それぞれにメリットがあります。
何を重視するかで、方法が変わるのでここで確認しておきましょう。
確実に角質を無くしたい方はヤスリなど角質を削る
硬くなった角質は古くなった不要な角質なので、削ることで滑らかなかかとになることができます。
削る方法は手軽にケアでき、即効性があることがメリットです。
削るタイプの商品はヤスリや軽石、電動リムーバーなどがあります。
しかし、やりすぎは角質を削りすぎて皮膚を傷つけてしまう恐れもあるので注意が必要です。
楽にケアしたい方はパックで剥く
足の角質はパックで時間をかけて剥く方法も定番になってきています。
指定された時間、パックをして1〜2週間ほど放置するだけで角質ケアができます。
手間をかけず楽にケアしたい方や何かをしながらケアをしたい方に向いています。
パックに含まれている液体はピーリング液なので、指定された時間以上にパックをするとかゆみや痛みなどが生じてくる可能性があるので、使用の際は商品説明に従いましょう。
肌が弱い方はスクラブで磨く
スクラブが入ったクリームやジェルで磨きながらケアをする方法もあります。
すぐに滑らかになることは期待できませんが、削ったり剥いたりするよりも低刺激なことがメリットです。
週に3〜4回はケアが必要なので、スペシャルケアというよりも日常的なケアとして取り入れることが出来る方に向いています。
かかとの角質ケアができるおすすめのアイテム
かかとの角質ケアができるおすすめのアイテムここからはタイプ別にオススメのアイテムをご紹介します。
タイプ別に選ぶことで自分にあった角質ケアができるので参考にして見てください。
削るタイプの商品
5セカンズシャイン|かかと角質削り

かかとの角質を手軽にケアできるガラス製のかかと削り。
0.01mmの精度で加工され特殊構造の凹凸で、角質を削ります。
使用後のお手入れも水で洗い流すだけでストレスがありません。
楽天価格 | 2,750円(税込) |
P.SHINE|ビューティーフットレギュラー 120/220

P.SHINEはプロも認める人気ブランド。
お財布に優しいのに、本格的な角質ケアができます。
耐水性のあるペーパー状のやすりを使用していて、ヤスリの粗さが場所によって違うのも特徴です。
amazon価格 | 780円(税込) |
Dr.Scholl|ベルベットスムーズ 電動角質リムーバー

ローラーヘッドが回転し、足裏の角質を電動で除去します。
かかとだけではなく、ヒールだこのような細かい角質も除去できて、誰でも簡単に滑らかな足に。
ローラーヘッドは取り外して水洗いができ、別売りで交換用もあるので、衛生的です。
amazon価格 | 2,100円(税込) |
パックで剥くタイプ
BabyFoot|イージーパックDP 60分タイプ

一定時間履いて待つだけでケアができる使い捨ての角質パック。
ピーリング液が角質層に浸透し、肌の再生サイクルによって剥がれ落ちるよう働きかけます。
保湿効果のある植物エキスを配合。
amazon価格 | 1,368円(税込) |
PERORIN|フットピーリングパック

角質が自然に剥がれて滑らかな足裏に導くパック。
保湿成分も配合していて履くだけで簡単に角質ケアができます。
公式サイト価格 | 1,336円(税込) |
MORE COLLECTION|ましゅまろ素足

パックをする時間が40分なので忙しい方でも手軽にケアできる角質パック。
保湿成分が入っているので、角質が剥がれた後はマシュマロのような素足に。
楽天価格 | 520円(税込) |
スクラブで磨く
サロンフット 角質ピーリングスクラブ

ジェルタイプのスクラブ。
天然由来のスクラブで角質を除去し、たっぷりの保湿成分で乾燥を防ぎます。
また、洗浄成分が足のニオイの元となる汚れを落とします。
内容量 | 70g |
amazon価格 | 1,298円(税込) |
SABON|フットスクラブ

イスラエル発のブランド、サボン。
スイートアーモンドの殻を使用した肌触りが柔らかなスクラブで、ビタミンEなどの美容成分が肌を保湿します。
フレッシュなジェルが密着しながら、硬くなった角質をやさしく取り除きます。
内容量 | 150ml |
amazon価格 | 2,480円(税込) |
Pritty|角質除去クリーム

角質や汚れが気になる部分に塗ってなでるだけで角質を落としてくれるスクラブ入りのクリーム。
一般的なスクラブと違い、乾いた肌に使用し使い終わったら洗い流すタイプ。
内容量 | 70ml |
amazon価格 | 881円(税込) |
かかとが硬くなる原因
かかとは乾燥しやすいことが原因で古い角質が溜まって硬くなります。
かかとが硬くなる原因がわかれば対策しやすくなるので、かかとを綺麗に保ち続けるために、ここでかかとが硬くなる原因を確認しておきましょう。
足裏には皮脂腺がないから乾燥しやすい
肌には汗を分泌する汗腺と、皮脂が分泌される皮脂腺があります。
汗は運動をした時や緊張した時に分泌され、皮脂は肌の潤いを保つ役割があります。
そして、足裏には汗腺はありますが、皮脂腺はありません。
ですので、肌の潤いを保つ成分を分泌することがなく、水分が逃げやすくなっています。
それを補うために角質細胞が作らることが原因でかかとが硬くなります。
肌の再生サイクルに時間がかかる
肌は28日〜40日の周期で生まれ変わりますが、かかとはそれ以上の周期で生まれ変わると言われています。
つまり、かかとには不要になった角質が蓄積しやすいということです。
肌の再生機能のことをターンオーバーと言い、ターンオーバーの乱れは乾燥やストレス、ホルモンバランスなど様々な要因で引き起こされます。
外部からの刺激
かかとには全体重がかかります。
その圧力から刺激を守るために角質が作られます。*
また、履きなれない靴やサイズの合っていない靴などを履いている場合はさらに圧力がかかるので、かかとが硬くなりやすいのです。
*かかとにかかる圧力で毛細血管が切れて、血液から水分や栄養が送られなくなり角質が溜まりやすいと言われていますが、根拠を確認できませんでした。
かかとの角質を硬くしないための予防法
かかとが綺麗になったら、維持できるように予防をすることが大切です。
予防することで、今後の角質ケアが楽になります。
ここでは、角質の予防法についてご紹介します。
保湿対策を怠らない
足の裏には皮脂腺がありません。
ですので、保湿をしないと乾燥してかかとが硬くなってしまいます。
かかとの角質を除去した後だけではなく、毎日のお手入れにかかとを保湿するようにしましょう。
かかとの保湿には、尿素やサリチル酸ワセリンが配合されているものがオススメです。
冷やさない
足元が冷えると血流が悪くなり、肌の再生サイクルの乱れや乾燥の原因になります。
ですので、特に冷え性の方は血流をよくする必要があります。
生姜などを食事に取り入れたり、入浴したりすることで血行促進が期待できるので、体を温めるようにしましょう。
靴や歩き方を見直してかかとへの負担を軽減する
靴の選び方を間違えたり、それによって歩き方が不安定だったりすると、かかとへの負担がかかり過ぎてしまう可能性があります。
- 靴ひもで足を固定できる
- 足先に適度なゆとりがある
- かかとに隙間がない
- 足指の付け根を靴の中で曲げることができる
- 極度に高いヒールを避ける
靴を選ぶ時は、以上のことに気をつけましょう。
まとめ
かかとのお手入れは角質を取り除いて終わりではありません。
かかとの角質は溜まりやすいので、しっかり保湿をする必要もあります。
角質の度合いや好みもありますので、自分にあったお手入れ方法を見つけましょう。
しっかり角質ケアをすれば、かかとも綺麗になっていくはずです。