毛穴の角栓を改善するには、保湿が大切です。
なぜなら、肌はうるおいが足りないと、乾燥から守ろうとして角栓の原因である皮脂を過剰に分泌するからです。
例えば、角栓を無くすために皮脂を取り除くスキンケアをし過ぎると、必要以上のうるおいが不足して角栓を増やす原因となります。
ですので、毛穴の角栓を改善するには保湿が大切なのです。
そこで今回は、毛穴の角栓対策に保湿が必要である理由についてご紹介します。
おすすめの商品も紹介しているので参考にしてみてください。
目次
角栓ができる原因
保湿が大切であることを知る前に、角栓ができる原因について理解しておきましょう。
角栓ができる原因は3つあります。
- 皮脂の過剰分泌
- メイクの洗い残し
- ターンオーバーの乱れ
古くなった角質や皮脂が毛穴を塞ぐことで、出口がなくなった皮脂が固まって角栓となります。
皮脂やメイクの汚れが毛穴に詰まったり、
ターンオーバーの乱れによって蓄積した角質が毛穴を塞いだりして角栓が形成されるのです。
毛穴の角栓に保湿が大切な2つの理由
毛穴の角栓を改善するためには保湿が大切です。
その理由は2つあります。
- 皮脂の過剰分泌を抑えるから
- キメが整って毛穴が目立たなくなるから
それでは、1つずつ確認していきましょう。
皮脂の過剰分泌を抑えるから
肌が保湿されていると、皮脂の分泌が抑えられます。
なぜなら、乾燥すると肌はうるおいが足りないと判断して皮脂を分泌するからです。
保湿をすることで、肌にうるおいが補給されて皮脂の分泌も抑えられます。
特に、インナードライ 肌の人はこの傾向があるようです。
キメが整って毛穴が目立たなくなるから
肌がうるおっていると、キメが整うので毛穴が目立ちにくくなります。
キメとは、肌にある凹凸のことです。
溝の部分を皮溝(ひこう)といい、皮溝(ひこう)で囲まれている盛り上がった部分を皮丘(ひきゅう)といいます。
毛穴は皮溝(ひこう)が重なっている部分に存在しています。
うるおいのある肌は皮丘(ひきゅう)がふっくらとしていてキメが細かいので、毛穴が目立ちにくいのです。
保湿化粧品の選び方
毛穴の角栓を改善するために、どのような保湿化粧品を選べば良いでしょうか?
ここでは、角栓を改善できる化粧品の選び方についてご説明します。
ビタミンC誘導体が配合されているスキンケア商品を選ぶ
肌の保湿には、ビタミンC誘導体が配合されているスキンケア商品を選びましょう。
ビタミンC誘導体は、5つのはたらきがあります。
- 皮脂の分泌をコントロール
- ターンオーバーの正常化
- コラーゲンの生成
- 抗酸化作用
- メラニン生成の抑制
毛穴の角栓を改善するには、皮脂の分泌を抑えてターンオーバーの乱れを改善する必要があります。
ですので、皮脂の分泌をコントロールしターンオーバーを正常化してくれるビタミンC誘導体が配合されている保湿化粧品がおすすめなのです。
セラミドが配合されているスキンケア商品を選ぶ
セラミドが配合されているスキンケア商品もおすすめです。
肌の角質層には角層細胞があり、その隙間を細胞間脂質が埋めています。
セラミドは、細胞間脂質に存在しており、細胞や水分を繋ぎとめているのです。
そして、乾燥などの外部の刺激から肌を守るために、私たちの肌にはバリア機能が備わっています。
セラミドは、バリア機能の中心となっている成分で肌をうるおいで満たしているのです。
ですので、セラミドが配合されているスキンケア商品を選びましょう。
毛穴の角栓におすすめの商品
毛穴の角栓を改善するのにおすすめのスキンケア商品をご紹介します。
こちらでご紹介したビタミンC誘導体やセラミドが配合されている商品を選んでいるので、何を使用すれば良いのかわからないという人はこちらでスキンケアをしてみてください。
b.glen|毛穴ケアトライアルセット
毛穴ケアができる7日間分のトライアルセットです。
2種類のビタミンC誘導体を配合した化粧水が、浸透テクノロジーによって角質層まで浸透。
キメが細かい肌へと導きます。
また、高濃度ビタミンCを配合した美容液が皮脂の分泌をコントロールしてくれます。
洗顔料と保湿ジェルもついてくるお試しセットです。
どの商品を選べば良いのかわからない人はこちらを使用しましょう。
内容量 |
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公式サイト価格 | 1,490円(税込) |
Dr.K|トラベルセット
ドクターケイのスキンケア商品が詰まったトラベルセットです。
独自配合の高濃度ビタミンである「カクテルビタミン」が、キメ細かい毛穴の目立ちにくい肌
にしてくれます。
カクテルビタミンとは、ビタミンC誘導体をベースに皮脂の分泌を抑えるビタミンB群やツヤを与えるビタミンEなどのビタミンをブレンドした成分です。
高濃度に配合したビタミンが年齢や肌質の限界を超えた美しいハリキメ肌に導きます。
内容量 |
|
公式サイト価格 | 1,980円(税込) |
保湿力を高めるスキンケア方法
毛穴の角栓を改善するためには、正しいスキンケア方法でお手入れする必要があります。
ここでは化粧水と乳液の付け方についてご説明します。
保湿力を高めるには、化粧水と乳液をコットンでつけるようにしましょう。
コットンを使用した方が、角質層の水分量が高まることが分かっています。*
化粧水はコットンの裏側まで染み込むくらい、乳液は10円玉大くらいが目安。
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誰も教えてくれないスキンケア方法の真実!スキンケアアイテム6選
保湿以外の毛穴の角栓対策
毛穴の角栓は保湿だけでは改善されません。
改善されたとしても、すぐに復活してしまいます。
毛穴レスの肌になるには、保湿以外にも対策が必要なのです。
ここでは、保湿以外の毛穴の角栓対策をご紹介します。
洗顔
角質層へうるおいを補うためには、洗顔で顔を清潔にする必要があります。
汚れがついている状態だと、角質層へうるおいが行き届かないのです。
キメ細かい泡で優しく包み込むように洗顔をしましょう。
皮脂を分解してくれる酵素が配合された洗顔料やクレイが配合された洗顔料がおすすめです。
毛穴の角栓ケアにおすすめの洗顔料9選!3タイプから選ぶべき理由
栄養バランスの良い食生活
栄養バランスの良い食生活を心がけましょう。
糖質や脂質を過剰に摂取すると、皮脂の分泌が増えると言われています。
皮脂の分泌をコントロールするビタミンB2やビタミン
B6が含まれている食事をして、肌の元となるタンパク質を摂取しましょう。
食生活が不規則になりがちな人は、サプリメントを上手に摂り入れてください。
タンパク質 | 100g当たりの含有量 |
---|---|
鶏ささみ | 23g |
牛肉(赤身) | 20g |
魚肉ソーセージ | 11.5g |
豆腐 | 6.6g |
卵 | 6g |
牛乳 | 3.3g |
ビタミンB2 | 100g当たりの含有量 |
---|---|
マッシュルーム | 0.28mg |
乾しいたけ | 0.23mg |
エリンギ | 0.22mg |
アボガド | 0.21mg |
ビタミンB6 | 100g当たりの含有量 |
---|---|
にんにく | 1.53mg |
バナナ | 0.38mg |
さつまいも | 0.33mg |
アボガド | 0.32mg |
6時間は睡眠時間を確保する
毎日6時間は睡眠をとるようにしましょう。
睡眠中は肌のターンオーバーを促進する成長ホルモンが分泌されます。
成長ホルモンが分泌されないと、肌の細胞が作られなくなり古くなった角質が肌に溜まってしまいます。
それが毛穴に詰まると角栓を形成するので、肌のためにも6時間は睡眠をとるようにしましょう。
まとめ
毛穴の角栓を改善するには、保湿が大切であることがわかりました。
肌はうるおいが足りないと、乾燥から守ろうとして角栓の原因である皮脂を過剰に分泌するからです。
今回ご紹介した方法でスキンケア商品を選び、保湿ケアをしていただければ、毛穴の角栓に悩むことは無くなるでしょう。