Tゾーンだけテカリが気になる人には、部分用の化粧下地がおすすめです。
なぜなら、気になる部位にだけテカリ対策を取ることができるからです。
Tゾーンだけテカってしまう人は混合肌ですので、テカリを防止できる化粧下地では部位によって合わない可能性があります。
その点、部分用の化粧下地はお互いのTゾーンに着目して作られているので、部分的にテカリ対策をしたい人におすすめなのです。
そこで今回はおすすめの部分用下地についてご紹介します。
目次
見Tゾーンがテカる理由は皮脂腺
Tゾーンがテカる理由は皮脂腺にあります。

毛穴の中には皮脂腺が存在していて、そこから皮脂が分泌されています。
その皮脂が過剰に分泌されてしまい、テカリの原因となっているのです。
特に、Tゾーンは顔の部位の中でも皮脂の分泌量が多いと言われています。*
なぜなら、Tゾーンの皮脂分泌量が多いのは肥大した皮脂腺が複数付いているからです。
ですので、Tゾーンはテカリやすいのです。
参考 *顔面皮脂量の部位差について
Tゾーンのテカリ防止には部分用下地を選ぶ
Tゾーンのテカリを防ぐには、メイクをするときに部分用の化粧下地を使用しましょう。
部分用下地をおすすめする理由は2つあります。
- すぐにテカリを防ぐことができる
- 混合肌に向いている
1つめは、すぐにテカリを防止できるという理由です。
本来であれば、テカリを防ぐために、皮脂の分泌をコントロールするスキンケアをして根本から改善していくことが理想的です。
しかし、スキンケアで頑張ってお手入れをしてもすぐに効果が現れるわけではありません。
部分用下地であれば、メイクをするときだけではなくメイク直しをするときにも使用できるので、部分用下地を使用がおすすめなのです。
2つめは、混合肌に向いているという理由です。
Tゾーンのテカリが気になる人は目元や口元などはドライ肌である場合が多いので、化粧下地を使用しても部位によってメイクのりが悪くなったり乾燥してしまったりします。
ですが、部分用下地であればテカリが気になる部分をピンポイントで使用することができるので、混合肌の人に向いているのです。
そして、そのような商品は皮脂の分泌が多いTゾーンに使用することを前提として作られています。
ですので、部分用下地が良いのです。

Tゾーンのテカリ防止におすすめの商品5選
それでは、おすすめの部分用下地についてご紹介します。
部分用下地は、普通の化粧下地より販売されている数が少ないのですが、プチプラな商品からデパコスで販売されている商品があります。
その中でも、エテュセの「オイルブロックベース」が1番のおすすめです。
価格もお手頃で薬局で購入できるので、何を選べばわからないという人はエテュセの「オイルブロックベース」を選びましょう。
エテュセ|オイルブロックベース

エテュセのオイルブロックベースは「テカリ吸着パウダー」が配合されている部分用下地です。
テカリ吸着パウダーが、余分な皮脂をキャッチしてテカリを防止し、毛穴までカバーしてくれます。
ただし、粉末パウダーを使用しているので強く擦ると白いカスがポロポロと出てきてしまうことも。
それでも、修正液のように気になる部分を直塗りできてメイク直しにも使える便利な部分用下地です。
プチプラで探している人はこちらの商品を使用しましょう。
内容量 | 7ml |
amazon価格 | 1,320円(税込) |
ESPRIQUE|Tゾーンくずれ 防止 ベース

「皮脂強力吸収パウダー」「あぶら浮き防止成分」「サラサラ持続パウダー」が配合された部分用下地です。
この3つの成分が夕方までテカリのない肌に仕上げてくれます。
ただし、使用する量が多すぎるとファンデーションがよれてしまう可能性もあり、メイク初心者には使い勝手が難しいかもしれません。
それでも、この商品はコスパが良いので、お手頃価格で探しているという人におすすめです。
安い部分用下地を探していて、メイクが得意という人はこちらの商品を選びましょう。
内容量 | 15g |
amazon価格 | 1,578円(税込) |
IPSA|スーパーマットコンシーラー

Tゾーンの頑固なテカリを防止するコンシーラーです。
コンシーラーですが、その役割は部分用下地と同じで、サラサラな肌をキープしてくれます。
ただし、コスパが悪いのが難点です。
それでもこの商品は、毛穴もカバーしてメイクのよれを防ぐ効果も期待できます。
イプサ独自3つの技術を採用していて、それだけの実力はあるので、商品選びで失敗したくない人におすすめです。
内容量 | 15g |
@cosme価格 | 3,080円(税込) |
マキアージュ|フラットチェンジベース

美肌補正・しあがり・テカリ防止にこだわったの部分用下地です。
これを使うことで、テカリや毛穴をカバーして透明感のある美しい肌へ仕上げてくれます。
ただし、擦るようにポロポロとカスが出てきてしまうので塗り方には注意が必要です。
それでも、テカリやすい顔の中央部分のダイヤエリアを美しく補正してくれます。
内容量 | 6g |
公式サイト価格 | 2,750円(税込) |
HABA|つるつるマットベース

引きしめ成分と皮脂コントロール成分が配合されている部分用下地です。
吸着パウダーが皮脂を抑え、テカリや化粧崩れを長時間防ぎます。
ただし、テクスチャーが固めなので綺麗に塗ることができるようになるまでコツが必要かもしれません。
それでもこの商品はマットな肌質に仕上げてくれるので、毛穴も目立たなくなります。
テカリだけではなく、毛穴をカバーしたい人はこちらの商品を選びましょう。
内容量 | 13g |
公式サイト価格 | 1,650円(税込) |
部分用下地の使い方の3つのポイント
部分用下地を使って肌を綺麗に仕上げるためには、3つのポイントがあります。
- 少量ずつ使用する
- 使用する順番に気をつける
- 肌の油分をオフしてから使用する
この3つポイントに気をつけることで、Tゾーンのテカリやメイク崩れの防止効果が高まります。
それでは、一つずつ確認していきましょう。
少量ずつ使用する
部分用下地は、少量ずつ使用しましょう。
カバー力を高めたいからといって、厚塗りしたり量を沢山使ったりすると、商品によってはポロポロと下地が剥がれ落ちてしまう可能性があります。
また、下地は肌の凹凸を滑らかにしてファンデーションのノリを良くするために使用するので、多く使えばいいというわけではないのです。
ですので、手に取って量を調節しながら使用すると失敗が少なくなるでしょう。
そして、塗るときは優しく叩き込むように塗ると綺麗に馴染みます。
使用する順番に気をつける
部分用下地は使用する順番に気をつけなければなりません。
そして、その順番は商品によってことなります。
使用するときは、商品に説明書きをよく読んで使用しましょう。
肌の油分をオフしてから使用する
メイク前は肌の油分をティッシュでオフしてからメイクをしましょう。
不要な油分をオフすることで、部分用下地の効果もテカリ防止効果があがり、メイクのノリが持続します。
この一手間が1日のメイクの持ちに関わりますので、今日から試してみましょう。
Tゾーンをテカらせないベースメイク方法
部分用下地がテカリを防止するために大切なことがわかりましたが、よりテカリを防止するにはベースメイクが肝心です。
Tゾーンがテカらないようなベースメイク方法を身につければ、メイク直しをする必要がなくなるかもしれません。
ここで一度、Tゾーンのテカリを防ぐベースメイク方法を確認しておきましょう。
Tゾーンをテカらせないベースメイクの方法
ここでは、化粧下地→部分用下地のタイプのベースメイク方法についてご紹介していきます。
一度手に取ってから顔に乗せることでつけすぎを防止する
頬などの面積の大きい部分から伸ばしていく
鼻は上から下へ、小鼻は上から下へ伸ばしていく
擦るよりも優しく叩き込むようになじませていく
パウダータイプの場合も同じようにのばしていく
ベースメイクは液体のものから使用して最後にパウダーのものを重ねることが基本です。
コンシーラーやコントロールカラーを途中で使用する場合はテクスチャーがサラサラしている順番で使用してください。

綺麗に仕上がるメイク直しの方法
メイク直しにもコツが必要です。
そして、リキッドタイプのファンデーションを使用している人でもパウダータイプのファンデーションやフェイスパウダーなど粉状のものを使用した方が綺麗に仕上がります。
メイク直しをするときは、ティッシュなどで顔の油分をオフするよりも、化粧下地を使用した方が綺麗に直せるので参考にしてみてください。
まとめ
Tゾーンだけテカリが気になる人には、部分用の化粧下地を使用しましょう。
部分用下地を使用することで、気になるテカリをすぐに防止することができます。
今回ご紹介した部分用下地を使用して、テカリの気にならない肌を目指しましょう。
よりテカリ防止効果を高めたい人は、ご説明した使用方法を参考にしてみてください。