肌荒れをしているときは、パックの選び方に注意する必要があります。
なぜなら、間違った選び方をしてしまうと肌荒れが悪化する可能性があるからです。
例えば、肌荒れしている時の肌は敏感な状態なので、皮脂や角質を取り除くようなパックを選ぶと肌のうるおいが失われてしまいます。
このように間違った選び方をすることで、肌荒れが悪化したり治りが遅くなったりするので、選び方に注意する必要があるのです。
そこで、今回は肌荒れをしているときのパックの選び方についてご紹介します。
おすすめのパックも紹介しているので、参考にして見てください。
肌荒れをしているときのパックの選び方のポイント
肌荒れをしているときのパックの選び方には2つのポイントがあります。
- 刺激成分が配合されていないパックを選ぶ
- 保湿力のあるシートパックを選ぶ
肌荒れをしているということは、肌が敏感な状態です。
ですので、刺激成分が含まれていない保湿力を高めてくれるシートパックを選びましょう。
ここからは、それぞれのポイントについてご説明していきますので、パックを選ぶときの参考にして見てください。
刺激成分が配合されていないパックを選ぶ
刺激成分が配合されていないパックを選びましょう。
肌荒れしているということは、肌のバリア機能が低下しているので外部からの刺激に敏感に反応してしまう状態です。
ですので、低刺激処方やアレルギーテスト済みなどと記載のあるパックを選びましょう。
それ以外にも一般的に以下の5つは肌の刺激になる可能性があります。
- 石油系界面活性剤
- アルコール
- 合成色素
- 防腐剤
- 鉱物油
この成分が含まれていないパックには、「無添加」「無着色」「アルコールフリー」と記載されていることもあるので、パックを選ぶ時の参考にして見てください。
保湿力のあるシートパックを選ぶ
保湿力のあるシートパックを選びましょう。
シートパックには保湿成分が含まれています。
なので、バリア機能が低下して乾燥しやすい状態になっている肌荒れの人におすすめなのです。
シートパックは化粧水を含んだパックと美容液を含んだパックの2つに分けられます。
化粧水を含んだパックの方がお手頃で毎日使用できるものが多く、美容液を含んだパックの方が価格が高く使用頻度に制限があるものが多いのが特徴です。
美容液を含んだパックの方が美容成分が凝縮されているので、より効果を実感したい人はこちらを選びましょう。
肌荒れにおすすめのパック3選
ここで紹介する商品は、こちらでご説明した通りに選んだパックです。
何を使えば良いのかわからないという人は、こちらで紹介するパックを使って見ましょう。
MINON|ぷるぷるしっとり肌マスク
保湿成分が角質層に浸透し、バリア機能をサポートします。
敏感肌・乾燥肌に対してのテスト済*のパックなので、肌荒れしている人にも。
ジェルタイプの美容液が含まれているので、液ダレしにくくストレスフリーで使用できます。
無香料、無着色、アルコール、パラベン、紫外線吸収剤無添加と肌のやさしさを考えて作られたパックです。
*すべての方にアレルギーが起こらないというわけではありません。
内容量 | 22mL×4枚入り |
amazon価格 | 1, 200円(税込) |
LuLuLun|青のルルルン

貼る化粧水といっても過言ではないパック。
ヒアルロン酸、グリセリルグルコシドといった保湿成分が配合したとろみのある化粧水がたっぷり含まれています。
乾燥が気になる人におすすめしたいもっちり高保湿タイプです。
箱から5秒で取り出せてパックがフィットするので、スキンケアが面倒な人でも毎日使えます。
ぜひ一度、このしっとり感を味わって見てください。
無香料、無着色、無鉱物油、アルコールフリー、アレルギーテスト済*。
*すべての方にアレルギーが起こらないというわけではありません。
内容量 | 30枚入り |
amazon価格 | 2,470円(税込) |
AYURA|リズムコンセントレートマスク

紫外線や乾燥によるダメージに働きかけ、肌にうるおいを補います。
保湿成分が配合されている美容液だけではなく、シートにもこだわりました。
しっかりフィットして角質層へ浸透してくれるので、使用後の肌の状態が楽しみになる集中パックです。
無着色、弱酸性、鉱物油・防腐剤無添加
内容量 | 23mL×6枚入り |
公式サイト価格 | 6,600円(税込) |
肌荒れに良いパックの使い方
パックの効果を高めるためには、使い方に気をつけなければいけません。
例えば、半身浴をしながらパックをすると老廃物が汗と一緒に流れ出てしまうので、パックの成分が浸透しません
せっかくパックをしても、効果を発揮できず勿体ないことになってしまうのです
ですので、パックを効率よく使用するためにも使い方を確認しておきましょう。
お風呂上がりに使用する
パックはお風呂上がりに使用しましょう。
お風呂上がりは体が温まって毛穴が開いている状態です。
ですので、パックが角質層へ浸透しやすくなっています。
蒸しタオルで顔を温めてから使用する場合もお風呂上がりと同様の状態です。
パックの上からラップをする
パックの上からラップをしましょう。
特にシートマスクは水分が蒸発しやすいので、時間が経過するにつれてパックが乾いてしまいます。
ラップをすることで水分の蒸発を防ぎ、乾きを遅くする効果が期待できます。
パックの上からラップをするのが面倒だという人は、パックの上から水分の蒸発を防ぐシリコン製のマスクを被せるのもおすすめです。
DAISO|シリコーン潤マスク

amazon価格 | 350円(税込) |
使用時間と使用頻度を守る
使用時間と使用頻度を守りましょう。
パックをする時間が長いとパックが乾燥して肌のうるおいが奪われてしまうので、肌荒れが悪化する可能性があります。
また、メーカー推奨の使用頻度よりも多くパックをすることも肌への栄養過多となり、肌荒れの原因になり得るのです。
パックすればするほど肌に良さそうですが、やりすぎは禁物なので注意しましょう。
パックをする前とした後のスキンケアを丁寧に行う
パックをする前とした後のスキンケアは忘れずに行いましょう。
スキンケアをパックだけで終わらせることはしないように気をつけてください。
特に美容液が含まれているタイプのパックは、化粧水を使用した後にパックをした方が角質層への浸透率があがります。
また、パックの後は乳液やクリームで保湿をしてうるおいを逃さないようにしましょう。
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肌荒れの原因はバリア機能の低下
パックは角質層の保湿をすることができますが、それだけでは肌荒れを治すことはできません。
そもそも、肌荒れはバリア機能の低下が原因です。
バリア機能とは、角質層がうるおいを蓄えて外部の刺激から肌を守る働きをいいます。

この働きが低下することで、肌は乾燥や紫外線などに弱い状態となり肌の内部から水分が奪われてしまうのです。
なので、パックだけでは肌荒れを治すことができません。
パック以外の肌荒れ対策
それでは、肌荒れはどのように対処すれば良いのでしょうか?
ここでは、肌荒れを改善する方法についてご説明します。
ご紹介する方法を試していただければ、肌荒れで悩むことは無くなるはずです。
ビタミンを摂取する
ビタミンを摂取しましょう。
特にビタミンB群は、肌の元となるタンパク質の代謝を促進して肌の再生力を高めるので積極的に摂りたい栄養素です。
他にも、ビタミンCは抗酸化作用があったり、肌のハリに影響するコラーゲンを生成したり美肌には欠かせません。
食事で摂取することが理想的ですが、難しい人はビタミン剤やサプリメントを活用しましょう。
Nature Made|マルチビタミン

内容量 | 100粒 |
amazon価格 | 1,206円(税込) |
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食物繊維と乳酸菌を摂取する
食物繊維や乳酸菌を食事に取り入れましょう。
そうすることで、善玉菌が増えるので、腸内環境を整えることができます。
具体的には、お味噌汁などの発酵食品で作られた料理やヨーグルトなどが良いでしょう。
なぜ腸内環境を整える必要があるかというと、腸と肌は密接に関係しているからです。
便秘などで腸内環境が悪くなると、悪玉菌が増えてしまいます。

悪玉菌は有害物質を出し、それが腸から吸収されて全身に運ばれ肌に蓄積してしまうのです。
それが肌荒れに繋がります。
ですので、腸内環境を整えることが大切なのです。
生理前は大豆製品を摂取する
生理前は大豆製品を摂取しましょう。
なぜ大豆製品を摂取すると良いかというと、大豆に含まれているイソフラボンはエストロゲン(卵胞ホルモン)に似ている働きがあるからです。
生理前は、肌荒れの原因となるプロゲステロン(黄体ホルモン)がエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌量を上回ります。
その結果、皮脂の分泌量が増えるので肌荒れを引き起こすのです。
まとめ
肌荒れをしているときは、パックの選び方に注意する必要があります。
その理由は、間違った選び方をしてしまうと肌荒れが悪化する可能性があるからです。
今回ご紹介した方法でパックを選んで頂ければ、肌荒れに悩むことは無くなるでしょう。
どのパックを選べば良いかわからない人は、おすすめの商品を使ってみてください。