身体的にも精神的にも疲れが溜まってくると、肌が荒れてきます。
その理由は、様々な要因から自律神経が乱れてきているからです。
例えば、多忙で睡眠時間が短くなると緊張状態が続いて自律神経が乱れてしまいます。
その結果、交感神経が活発になり皮脂の分泌が増えて肌荒れを起こしてしまう原因になるのです。
そこで、今回は疲れから肌荒れが起きてしまう原因についてご説明します。
目次
疲れからくる肌荒れは自律神経が乱れが原因
疲れがたまると、自律神経が乱れて肌が荒れる原因になります。
自律神経とは、交感神経と副交感神経の2つで成り立っていて、この2つが切り替わることで体の機能をコントロールしています。
交感神経は血管を収縮したり心拍数をあげたりして、緊張しているときなどに働く神経です。
そして、副交感神経は血管を拡張させたり心拍数を下げたりして、リラックスした時に働く神経となります。
これが、ストレスなどの原因で自律神経の切り替えがスムーズにいかなくなると、血行不良や腸内環境の悪化につながり、肌荒れが引き起こされるのです。
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疲れからくる肌荒れを改善する方法
それでは疲れからくる肌荒れを改善する方法をご説明します。
- 1日6時間は睡眠時間を確保する
- 乳酸菌や食物繊維で腸内環境を整える
- 入浴して体を温める
- 軽度な運動をする
- ビタミンCを摂取する
この4つの方法を日常生活に取り入れていただければ、肌荒れが改善されるはずです。
それでは、理由について確認していきましょう。
1日6時間は睡眠時間を確保する
睡眠時間を確保しましょう。
寝不足は交感神経が活発になるので、心身ともに緊張状態になります。
交感神経は、男性ホルモンの分泌が促進されることで皮脂の分泌が過剰になり肌荒れの原因になるのです。
最低でも1日6時間の睡眠時間は確保して、寝る前にアロマをたくなどリラックス状態を作り出し質の良い睡眠を取りましょう。
乳酸菌や食物繊維で腸内環境を整える
乳酸菌や食物繊維が豊富な食べ物やサプリメントを摂取して腸内環境を整えましょう。
なぜ腸内環境を整える必要があるかというと、腸と肌は密接に関係しているからです。
ストレスを受けると、脳からの指令を受けて交感神経が優位になります。

腸は便を排泄するために蠕動運動(ぜんどううんどう)を行っていますが、交感神経が活発になると蠕動運動(ぜんどううんどう)を弱めてしまうのです。
ですので、ストレスを受けて交感神経が優位な状態が続いてしまうと便秘になります。
便秘などで腸内環境が悪化すると悪玉菌が増加し、悪玉菌が作り出す有害物質が腸内から吸収され、血液を介して全身へ送られてしまうのです。
全身へ送られた有害物質は肌に蓄積し、肌荒れを誘発します。
入浴して体を温める
入浴して体を温めるようにしましょう。
屋内と屋外の気温の差が激しい時期は自律神経が乱れやすく、その影響で代謝も乱れてしまいます。
その結果、血行不良となるので栄養素が全身へ行き届かず、肌荒れを引き起こしてしまうのです。
1日10分は入浴して、体を温める習慣をつけるようにしましょう。
軽度な運動する
日頃から運動しましょう。
軽度な運動は、血行不良を解消して精神的な安定に関わりのあるセロトニンを分泌します。
運動後はストレスが発散されて、すっきりとした気分になるのでおすすめです。
また、成長ホルモンが分泌されるので細胞の代謝が促進され肌荒れを改善してくれます。
ビタミンCを摂取する
ビタミンCを摂取しましょう。
なぜなら、ビタミンCはストレスを感じた時に使われる栄養素だからです。
ストレスを受けると脳の指令で、副腎という器官からホルモン(コルチゾール)が分泌されます。
ここでビタミンCが消費されるので、ストレスを多く感じている人はその分のビタミンCが消費されているのです。
それだけではなく、ビタミンCは肌荒れの原因にもなる活性酸素による酸化を防ぐ働きもあります。
ですので、ビタミンCを摂取しましょう。
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肌が荒れる本当の原因は乾燥
実は、肌が荒れてしまう本当の理由は乾燥なのです。
日々の疲れやストレスは自律神経を乱して血行不良を起こすと肌が乾燥して荒れてしまいます。
また、腸内環境の悪化は有害物質を全身に送ることになりますが肌が乾燥していると荒れてしまう原因になるのです。
それに加えて、紫外線や空気の乾燥が重なるとそれだけ肌が乾燥して肌トラブルを誘発します。
ですので、肌が乾燥しないように保湿を重視したスキンケアをしたり、サプリメントなどでインナーケアをして肌の潤いを保つ必要があるのです。
肌荒れに保湿は効果的?その理由と美肌になる化粧品の選び方
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肌荒れを防止する方法
肌荒れを防止するには、肌を乾燥から守り潤いを補う必要があります。
乾燥から肌を守るためには、保湿力のあるスキンケア商品を使用しましょう。
特にセラミドは保湿力が高いのでおすすめです。
それ以外にも肌に潤いを補ってくれる成分があるので参考にしてみてください。
- セラミド
- スクワラン
- アミノ酸(コラーゲンなど)
- ヒアルロン酸
- ミネラルオイル
スキンケアだけで満足できない人は、インナーケアを取り入れましょう。
セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンなどが含まれているサプリメントがおすすめです。
体の中から補うことで肌の潤いが逃げにくくなります。
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まとめ
疲れが溜まってくると、肌荒れを引き起こしてしまいます。
その理由は、疲れが溜まることで自律神経が乱れてしまい、血行不良や腸内環境を悪化させることで肌が乾燥してしまうからです。
今回ご紹介した方法で溜まった疲れを解消しつつ、保湿をしていただければトラブルのない肌になれるでしょう。